残秋の候が使える時期~意味・読み方・お役立ち文例

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残秋(ざんしゅう)とは、秋の名残という意味で、秋の終わりの時期を表します。

時候の挨拶でいう「秋」は、立秋(8月7日ごろ)から立冬の前日(11月6日ごろ)までの暦の上の秋のこと。

「残秋の候」が使える時期は、暦の秋の終盤にあたる10月の下旬から11月の初めの立冬の前日までとなります。

残秋の候の読み方、意味、使える時期

残秋の候

読み方ざんしゅうのこう
意味残秋とは、秋の名残の時期という意味です。
残秋の候」は、暦の上の秋の終わりの時候の挨拶です。
使える時期10月下旬から、暦の上で冬が始まる立冬の前日
10月下旬11月上旬

残秋の候を使った文例

残秋の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 残秋の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 残秋の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 残秋の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。
貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 残秋の候、○○様におかれましてはますますご健勝のことと拝察いたしております。
  • 拝啓 残秋のみぎり、皆様にはいよいよご清祥のことと存じます。
  • 拝啓 残秋の折、ご家族の皆様におかれましてはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。
残秋の候」は「残秋のみぎり」「残秋の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • ゆく秋の寂しさ身にしみるころ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • ぽつんと残された柿の実に過ぎ行く秋の寂しさを感じる頃、○○様には、ますますお元気のことと承り、何よりと存じます。
「残秋の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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