残菊の候が使える時期~意味・読み方・お役立ち文例

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残菊(ざんぎく)とは、盛りを過ぎた秋の終わりから冬の初めに咲いている菊のこと。

かつて、菊の節句とされる重陽の節句が、旧暦9月9日(現在の10月半ば)に祝われていました。残菊も本来は、重陽の節句を過ぎて咲いている菊のことを指す言葉でした。

現在、菊のシーズンは10月半ばから11月上旬ですので、残菊の候は11月中旬から下旬に使うと良いでしょう。

残菊の候の読み方、意味、使える時期

残菊の候

読み方ざんぎくのこう
意味残菊の候は、”菊の花も見納めの時期ですね”という意味です。
残菊の候」は、暦の上の冬の初めの時候の挨拶です。
使える時期11月中旬から11月下旬にかけて
11月中旬11月下旬

残菊の候を使った文例

残菊の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 残菊の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 残菊の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 残菊の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。
貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 残菊の候、○○様には一段とご健勝のことと存じます。
  • 拝啓 残菊のみぎり、皆々様におかれましてはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 残菊の折、御一同様にはいよいよご清祥のことと拝察いたしております。
残菊の候」は「残菊のみぎり」「残菊の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 残菊に行く秋が惜しまれる今日この頃ですが、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
  • 鮮やかに咲き誇った菊の花も盛りを過ぎましたね。お変わりありませんか。
「残菊の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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