時雨の候が使える時期~意味・読み方・お役立ち文例

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時雨(しぐれ)は、秋から冬にかけて一時的に降ったりやんだりする雨のことです。

冬の季語でもありますが、時雨月は陰暦10月(立冬と小雪)の異称としても使われます。

10月の時候の挨拶として紹介されることも多いですが、天候的にも暦的にも11月が時候の挨拶として適した時期です。

時雨の候の読み方、意味、使える時期

時雨の候

読み方しぐれのこう
意味「時雨の候」は、”冷たい時雨の降る頃となりましたね”という意味です。
時雨の候」は、暦の上の秋の終わりの時候の挨拶です。
使える時期時雨が降る10月下旬から、陰暦10月が終わる小雪(12月6日ごろ)まで
10月下旬11月12月上旬
暦的には立冬(11月7日ごろから)と小雪(12月6日ごろまで)の陰暦10月が使える時期です。

時雨の候を使った文例

時雨の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 時雨の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 時雨の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 時雨の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。
貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 時雨の候、○○様にはいよいよご活躍のことと拝察いたしております。
  • 拝啓 時雨のみぎり、皆々様におかれましては一段とご健勝のことと存じます。
  • 拝啓 時雨の折、ご家族の皆様にはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。
時雨の候」は「時雨のみぎり」「時雨の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 時雨の冷たさに秋の終わりを感じる頃となりました。皆様にはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
  • さわやかな秋空もどこへやら、時雨を降らす冬空の日が増えてきましたね。ご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか。
「時雨の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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