向寒の候が使える時期~意味・読み方・お役立ち文例

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向寒(こうかん)は、漢字そのまま、寒い期間(寒中)に向かうという意味です。

暦の上では、一年で最も寒い時期は寒中にあたる小寒(1月5日ごろから)と大寒(1月21日ごろまで)の約1ヶ月間。

ですが、寒中を迎える前に冬の寒さが訪れますので、時候の挨拶として使う時期は11月半ばから12月中旬までが一般的です。

向寒の候の読み方、意味、使える時期

向寒の候

読み方こうかんのこう
意味向寒の候は、”寒い冬の季節に向かいますね”という意味です。
向寒の候」は、暦の上の冬の初めの時候の挨拶です。
使える時期日中も寒くなる11月中旬から12月中旬ごろまで
11月中旬11月下旬12月上旬12月中旬

向寒の候を使った文例

向寒の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 向寒の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 向寒の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 向寒の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。
貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 向寒の候、○○様には一段とご清祥のことと存じます。
  • 拝啓 向寒のみぎり、皆々様におかれましてはますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 向寒の折、御一同様にはいよいよご壮健のことと拝察いたしております。
向寒の候」は「向寒のみぎり」「向寒の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • はや向寒の候となり、日脚もずいぶん短くなってまいりました。ご一同様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
  • 日毎に寒気加わる時節となりました。○○様には、ますますお元気のことと承り、何よりと存じます。
「向寒の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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